いい歯大好き!!学校審査会報告

第22回『いい歯大好き!!学校審査会』が開催されました

本年度も第22回『いい歯大好き!!学校審査会』(主催・金沢市歯科医師会/後援・北国新聞社)が行われ、金沢市内の小・中学校29校から1501名、1693点の応募がありました。

企画部門の最優秀校には、金沢市立高岡中学校が選ばれました。

「令和3年度保護者・学校医・学校歯科医と連携した「歯・口の健康」への取組~歯科保健と食育の双方からのアプローチ~」というテーマで、初受賞されました。

歯と口の健康の関心を高めるために歯科保健と食育の双方から指導を行い、保護者や学校医また学校歯科医と連携して生涯を通じて歯と口の健康づくりができる生徒の育成を目指して取り組んだことが評価されました。特に食育では、DVDによる西部共同調理場の紹介そして給食残量調査を行い、食への関心を高め、「作ろう!学ぼう!じわもん献立」の企画募集にも参加しました。他には歯科衛生士による歯科保健教室を開催したり、また保健委員会が中心となり、歯と口の健康を校内放送やポスター掲示で周知活動を実施しました。その結果、本年度の歯科健診後の受診率向上に大きくつながりました。

あと優秀校に金沢市立野田中学校、努力校に金沢市立三谷小学校、金沢市立千坂小学校が受賞されました。

 

●標語部門では

・兼六小1年 宇野 佐和美さん 『はがぬけて つぎのぐらぐら どのはかな』
・戸板小3年 宮本 玲奈 さん 『見せたいな マスクはずして きれいな歯』
・犀川小6年 福島 将真 さん 『よくかんで 勉強・スポーツ 二刀流』
・額小4年 川岸 弥耶 さん 『リンゴ嚙む 私の歯型 きれいだな』
・高尾台中3年 木谷 陸空 さん 『歯の未来 あるかないかは 君しだい』
・森本中2年 髙嶋 蒼太 さん 『白い歯で 笑う君には 福来たる』
・高岡中2年 四十万 楓佳さん 『きれいな歯で待っていようマスクとれる未来まで』

 

上記の標語・俳句が大賞に選ばれました。

優秀賞には小学生低学年部門19名、小学生高学年部門20名、中学生部門10名が選ばれました。

ミニテーマ部門「11/8いい歯の日コロナに負けるな!歯と口の健康予防大作戦‼」では、

大徳小(4年)伊藤詩彩さん、南小立野小(5年)富川陽加さん、森山町小(5年)高村夏野さん押野小(6年)吉川青来さん、高岡中(2年)四十万楓佳さん、西南部中(3年)柳沙那さんの6名が大賞に選ばれました。優秀賞には、小学生8名、中学生4名が選ばれました。

 

●研究部門では

大徳小(5年) 杉山優佳さんの『歯にいいおやつ歯に悪いおやつ』が大賞に選ばれました。優秀賞に小学生2名、努力賞に小学生4名が選ばれました。

●努力部門では
優秀賞に小学生1名が選ばれました。

●企画部門では
先生方の知恵をしぼったアイデアが、標語部門では子供たちならではの素直な表現に感心致しました。

●ミニテーマ部門の
「コロナに負けるな!歯と口の健康予防大作戦‼」では、色々工夫を凝らしたコロナ対策アイデア商品に驚きました。例えばマスク、歯ブラシ、歯磨き粉、うがい薬など実際に商品化を考案しても良いと思いました。またコロナ禍において歯みがきの予防対策、マスク着用時の注意事項など歯と口の健康の免疫力を高め、感染症予防につながることが上手に記載されていました。

研究部門ではフッ素やむし歯に関する研究が多く出品され、歯だけでなく口腔領域全体そして虫歯予防への広がりも感じさせられました。

今回もたくさんの応募を頂き、児童・生徒及び学校関係者の皆様に感謝申し上げます。

各部門の受賞校・受賞者は、次のとおりです。

第22回『いい歯大好き!!学校審査会』審査結果 (pdf)

 

表彰式は11月8日(月)企画部門の最優秀校に選ばれた金沢市立高岡中学校で行われ、その模様と審査結果は11月9日(火)付の北國新聞に掲載されました。