いい歯大好き!!学校審査会報告

第23回『いい歯大好き!!学校審査会』が開催されました

本年度も第23回『いい歯大好き!!学校審査会』(主催・金沢市歯科医師会/後援・北国新聞社)が行われ、金沢市内の小・中学校33校から2072人、2203点の応募がありました。

 

 

【企画部門】

企画部門の最優秀校には、金沢市立三谷小学校が選ばれました。歯科保健の取組・小規模校の歯科指導実践というテーマで、初受賞されました。
貴校は、本年度の目標を「正しい歯みがきができる児童の増加とう歯の減少」として歯科保健に取り組んだ事が評価されました。特に昨年度より学校に1人1台のパソコン(クロームブック)が取り入れられ、より効果的になるよう個別歯科指導にICTを活用しました。
他には1.2年生には学級活動として歯科衛生士による歯科保健指導を授業参観で実施し、保護者の意識向上にも努めました。また4.5年生には、「全国小学生歯みがき大会」に参加して特に歯肉炎について学習しました。そして正しいブラッシングができることを目標に家庭での取り組みを実施しました。
また環境委員会が給食後の歯みがきを周知するにあたり「エチケット歯みがき」と題したDVDを作成し、感染症対策を配慮した給食後の歯みがきを実施しています。

また優秀校には、金沢市立野田中学校、金沢市立額中学校が受賞されました。

 

【標語部門】

標語部門では

・兼六小3年  本田 崇隆さん『ママがいう ぬけた歯をみて かわいいね』
・犀桜小2年  宮  唯姫さん『けんこうの スタートちてん おくちのは』
・花園小4年  離  咲心さん『歯みがきで 目覚めスッキリ いい朝だ』
・大徳小4年  池田 涼生さん『なおすより よぼうしたいな かがやく歯』
・額中 3年  中川 碧さん 『白い歯は 金銀よりも 価値がある』

の標語・俳句が大賞に選ばれました。

優秀賞には小学生低学年部門22人、小学生高学年部門18人、中学生部門13人が選ばれました。

 

【ミニテーマ部門】

ミニテーマ部門の『11/8いい歯の日』歯や口の健康に良いおやつやデザートを考えてみよう!では、

大徳小(6年)杉山優佳さん『カルシウムたっぷりカリカリトースト』『えびのりいそべもち』『豆腐とひじきのドーナツ』
大徳小(5年)谷内ひかりさん『ウキウキぷにゅぷにゅおやつこんにゃく』
森山町小(6年)高村夏野さん『マシュマログラノーラ』
犀桜小(6年)室田美月さん『ごまとチーズ入りクッキー』

の作品が大賞に選ばれました。優秀賞には、小学生低学年5人、小学生高学年9人、中学生4人の18人が選ばれました。

 

【研究部門】

研究部門では大徳小(6年) 杉山優佳さんの『私の歯みがき大研究』が大賞に選ばれました。優秀賞に大徳小(5年)伊藤詩彩さんの『酸で歯が溶ける⁈自分の歯を守るためにできることは何か』が選ばれました。

 

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企画部門では、先生方の知恵をしぼった保健指導と標語部門では、児童・生徒の素直な表現に感心致しました。
ミニテーマ部門の「歯や口の健康に良いおやつやデザートを考えてみよう!」では、色々創意工夫を凝らした作品に驚きました。実際にレシピに基づいて作品を作り写真の添付をしてある作品も数多くありました。特に大賞を受賞された作品は、実際に給食後のおやつやデザートとして提案させて頂きたいと思いました。
研究部門では、歯だけでなく口腔領域全体そして虫歯予防への広がりも感じさせられました。今回もたくさんの応募を頂き、児童・生徒及び学校関係者の皆様に感謝申し上げます。
各部門の受賞校・受賞者は、次のとおりです。

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表彰式は11月8日(火)企画部門の最優秀校に選ばれた金沢市立三谷小学校で行われ(写真)、その模様と審査結果は11月11日(金)付の北國新聞に掲載されました。