近頃、「硬ものが食べにくい」あるいは、「バサバサしたものが飲み込めない」なんて感じたことはありませんか?
口から食べることができなくなると、知らす知らすのうちに食事が偏ってしまい、栄養状態が悪くなります。
また、好きなものが食べられないと食べる楽しみは半減し、心理的満足が得られません。
健康な口を保ち、歯ごたえやおいしさを感じてこそ、食べる楽しみや喜びが得られ、最高の食欲を満たすことができるのです。
最近の研究から、口の機能が低下すると低栄養から寝たきり(要介護状態)になることがわかってきました。むし歯や歯周病の問題にとどまらす、できるだけ早いうちから口の健康を意識して介護予防に取り組みましょう!
特に、口の3大栄養素が鍵となります!
1.歯の本数
本数が多ければ食べられる品数は多く、食べる楽しみも広がります。
2.睡液の量
唾液によって口の中が潤うと食品を飲み込みやすい形状にしやすく、
おいしさもはっきりと感じられます。
3.舌の力を維持
口から喉へと食品を力強く送り込むことができれば誤暁する心配もいりません。
つまり、食べることは、日々の生活を支える原動力です。
金沢市では、本年度よりスタートした「歯つらつ健顧プログラム」に参加していただき、口の筋トレやマッサージについて学ぶことができます。
寝たきりになってからではなく、寝たきりにならないように食べることを意識して早いうちから口の健康について考えてはみませんか ?
日時 | 平成29年11月12日(日)10:00〜12:00 |
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場所 | 石川県歯科医師会館 2F研修室 地図 |
講師 | 長谷剛志(はせたかし) |
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公立能登総合病院歯科口腔外科部長/金沢大学大学院医薬保健学総合研究科外科系医学領域顎顔面口腔外科学分野 非常勤講師 |
【後援】(一社)石川県歯科医師会/(一社)石川県歯科衛生士会/(一社)石川県歯科技工士会